第9日目
Sonntag 16.03.2008


そろそろ旅も終わりに近づいた事だし、
このローテンブルクでお土産を買い込もう。
ホーエンツォレルン城とかで買うのをやめておいた騎士の人形とか
友人からの注文だし、俺も欲しい。

そんな事を考えながら宿を出て町に繰り出す。すると…



ザ・閉店法!!

なんと迂闊なッ!!


じゃ…じゃあ拷問博物館だ。
昨日は時間がなくて落ち着いて見れなかったからな…

…と思って行ってみると12:00開館だとか書いてあり、まだ2時間以上ある。



…そうだ、ヴュルツブルク行こう。
昨夜同室した日本人が寄った町だそうで、なにやら要塞があるんだとか。
予定では残りの訪問地はフランクフルトのみで、まだまだ日程的に余裕がある。
しかもローテンブルクからフランクフルトへの道中にある。
これはもう寄れって言ってるようなモンだろうよ、ってなわけで
また急遽ヴュルツブルクへ行く事にした。



マイン川に架かる橋から見たマリエンベルク要塞。

城壁というか石垣がキレイに積んであるので、遠目にはコンクリで固めた高台に見える。


城門にあった注意文

押すなよ?絶対押すなよ?

こういう落書きは同じセンスなんですね。
なんか安心しました。
な、K.A?




坂を上り、丘の上の要塞へ。
ここまでに訪れたヘーエンブルクに比べて高所の優位性を積極的に利用したつくりっぽい。
あの高台に弓兵とか砲とかを並べたのだろうか。



要塞内に入ったらとりあえず無料で入れる教会に行ってみる。


マリエン教会。
えーっと…踏み絵?(違う)



要塞内は町中のような感じ。

しかし、そこはそれ権力者の居城である。

歴代大司教猊下の居城兼要塞になっていたそうで、
ところどころ像で飾ってゴージャスに見せている。

ほら、手前の建物(井戸だった)の上の像。

なんかルネッサンスっぽい?知らんけど。

それにほら、奥の建物の屋根のてっぺん。

金色に輝く像が権力を……って
それはブディズムじゃね!?
どうした大司教(アルキエビスコプス)!



駅への帰り道、教会(アウグスティーナ教会)があったので入ってみると、
中で子供達が合唱をしていた。聖歌だろうか。
教会の雰囲気とあいまって荘厳且つ神秘的な美しさを演出している。

合唱が終わると、先生っぽい人が子供達に指導しだした。
どうやら練習中だったらしい。


そしてする事もなくなり、いよいよ最後の地フランクフルトへ。
フランクフルトの宿は最後の1泊分を予約してあったが2泊に変更する。